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by nought-etcetera-k
| 2007-01-23 01:30
| kotobauta
何も無い場所だけれど ここにしか咲かない花がある
心に括りつけた 荷物を 静かに降ろせる場所
あなたの笑い声は よく聞けば 波の音でした
寂しさ隠せずにいるなら 一人になればいい
ささやくほどの声で呼んでいるのは いつも同じ名前
あの優しかった場所は今でも
変わらずに 僕を待ってくれていますか?
影が教えてくれるのは そこにある悲しみだけじゃない
俯く顔を上げて 振り返れば
そこにある光に気づくだろう
同じ数の出会いと別れ でも割り切れなくて
余るほどの想い出をいつまでも 胸に咲かせながら
雨上がりの道は泥濘(ぬか)るむけれど
今ここに 生きている証を刻むよ
(ここにしか咲かない花 ここにしか吹かない風
ここでしか聴けない歌 ここでしか見えないもの…)
コブクロの『ここにしか咲かない花』
昨日初めて聞いた。
もうメロディは覚えていないけど、歌詞が忘れらず、心に残ってしまった。
こういうことなんだろうなって思った。
きっと。こういうことを感じているんだろうな。
たくさんある出逢いと別れ。そして、わたしもまたそのなかのひとりであるように。
泣くんだろうか。
あまりにも私は弱虫である。ひた隠しに過ごしている。
いつか、君じゃなかったんだって行ってしまうような気がして。いつか夢で見たように。
どこにでもいる。溢れかえった存在なんだと。なにもわたしである必要はないと。
それでもいい。自分に出来ることはないようなものだから、一緒にいる時間、居心地のいい場所であればいい。
こんな自分と時間を共有してくれたことに一番の価値を。
いつでも、いつまでも待っていよう。
あなたがしてくれたように。
逢いたいと思ってくれるなら。
叶うことなら、逢いたいと思ってもらえる存在になりたいけれど。
あなたが逢いたいと思ったときにいつでも迎えられるように、窓は開けておこうと思う。
我儘は言わないわ。
どうしているだろうと思い馳せてくれることを願って。
どこにいるんだろう?私は?あなたは?
あなたにとって、私は?
あなたの中の私は笑っているだろうか。
出逢ったのだから、ここでしかないものがあると感じてもらえたら。
私では埋められないこともある。その反対に、私にしか出来ないこともあると信じたい。
緑がそよいだ瞬間に
街の灯りがついた時に
カーテンに薄くのびる朝日を感じた瞬間に
私を思い出したとき、私の声が風の 波の 季節の 音であればいい。
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by nought-etcetera-k
| 2007-01-17 14:55
| Day
もうこれ以上、何を書けばいいのだろう。
何を伝えればいいんだろう。
何を伝えれば、彼に安心が訪れるだろうか。
私に出来ることなど、あるのだろうか?
忘れてしまっていた。
このまま忘れてしまうところだった。
“笑っていよう”と決めたんだった
どんなことがあっても
私の笑っている顔をあなたが思い出すように。
あなたが思い出すのが、私の笑っている顔であるように。
何を伝えればいいんだろう。
何を伝えれば、彼に安心が訪れるだろうか。
私に出来ることなど、あるのだろうか?
忘れてしまっていた。
このまま忘れてしまうところだった。
“笑っていよう”と決めたんだった
どんなことがあっても
私の笑っている顔をあなたが思い出すように。
あなたが思い出すのが、私の笑っている顔であるように。
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by nought-etcetera-k
| 2007-01-09 05:02
| kotobauta
最近、あたしの周りの遠距離カップルが別れていくみたい・・・
『彼女は苦しかったみたいで・・・』って。
離れているのは、苦しい。苦しいよ。今だって。今も、苦しい。
だけど、だからってどうして別れることを選んだんだろう?
別れたら、もっと苦しいじゃないか。
その人がいるから その人のことを考え、想いながら生きてゆける。別れたら、苦しさが解決するんだろうか・・・。
むしろ、
問題なのは、離れていることを仕方のないこととしてしまっているあたし。始まりから離れていたから?離れることから始まったから?分からない。
だけど、やっぱり一人はくるしい。。。
そして、離れているのはさびしいし、かなしい。
“かなしい”
あの日、別れ際キスをした改札とか
あなたが肩に頭を乗せていたエレベーター、カウンター
あたしが撮る写メをのぞきこんでいたときや
あたしが靴を履く間、あなたは外に何を見ているんだろうと思ったこと
そんなことを思い出す。
剥がれ掛けていた爪は、元に戻ってきていた。
いつの間にか再生していた。
いつの間にか、肌は冬仕様になってしまっていた。
いつの間にか
こんな時間。
もう、行かなくちゃだね。帰る時間だね。
さぁ帰ろう。二人、別々の場所へ。
別々だけど、離れはしないよ。
『彼女は苦しかったみたいで・・・』って。
離れているのは、苦しい。苦しいよ。今だって。今も、苦しい。
だけど、だからってどうして別れることを選んだんだろう?
別れたら、もっと苦しいじゃないか。
その人がいるから その人のことを考え、想いながら生きてゆける。別れたら、苦しさが解決するんだろうか・・・。
むしろ、
問題なのは、離れていることを仕方のないこととしてしまっているあたし。始まりから離れていたから?離れることから始まったから?分からない。
だけど、やっぱり一人はくるしい。。。
そして、離れているのはさびしいし、かなしい。
“かなしい”
あの日、別れ際キスをした改札とか
あなたが肩に頭を乗せていたエレベーター、カウンター
あたしが撮る写メをのぞきこんでいたときや
あたしが靴を履く間、あなたは外に何を見ているんだろうと思ったこと
そんなことを思い出す。
剥がれ掛けていた爪は、元に戻ってきていた。
いつの間にか再生していた。
いつの間にか、肌は冬仕様になってしまっていた。
いつの間にか
こんな時間。
もう、行かなくちゃだね。帰る時間だね。
さぁ帰ろう。二人、別々の場所へ。
別々だけど、離れはしないよ。
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by nought-etcetera-k
| 2007-01-09 04:53
| Day